三島の竹灯籠
「越後みしま 竹あかりinアオーレ長岡」
今年はアオーレ長岡のオープニングの年なので、一年を通して何かと催し物をしているようです。
この日はふらっと立ち寄ったら、こんなイベントをやっていました。
旧三島郡三島町(さんとうぐんみしままち)、ここも平成の市町村合併で長岡市に新規参入された町です。
ナカドマ(という名の中庭というか、半屋根付き通路のようなところ)いっぱいに展示されたこれは、三島地域でお盆に開催されているという行事「竹あかり」が出張して来たイベントでした。
三島といえば、旧長岡市で育った者に取っては身近に感じる地域でしたが、こんな行事が行われているとは今まで知りませんでした。
本家の三島の「竹あかり」行事の方にも、行ってみたくなりました。
近づいてみると、こんな感じで顔になっていたりして、とってもユニーク。
そして、竹という素材の不思議、「竹」なだけで和の雰囲気あふれる会場でした。
この日は、ナカドマのステージでお琴と尺八の演奏などやっておられましたが、ここでいつも思う事は、音響の悪さ。
建物の間の屋根付き空間なので、もう少し直接の音が響いても良さそうなのですが、壁面にびっちり取り付けられている角度のついた「すのこ」状の板のようなものの吸音のため?、か、さっぱり音が響かず、また、会場には備え付けのスピーカーは設置されていないようで、聞えさせようとすると、ステージの横に置いたスピーカーから、とにかくガンガン音を大きくするしか手段が無いようです。
うるさい程の大音量であっても、お話の言葉も判別し難い音の質の悪さ。
演奏者がどんなに頑張って良い演奏をしても、これでは。。。。
建築家は隈研吾さんという方だそうですが、ステージを作るなら音響の事まで考えて頂きたかったです。
ましてや、街なかの屋外ステージなのですから、
近隣住民に迷惑にならない音量で、会場内にきれいに聞える方法を(現在は逆)。
面白い会場だけに、残念というか、もったいないなと思います。