バイオリンデモンストレーション

本日、新潟教室で、バイオリンの楽器屋さんによる楽器の説明とメンテナンスの会を開催しました。

バイオリンは、同じものが二つと無い自然の「木」の材料で出来た楽器ですから、たとえ量産品であっても、ひとつひとつがみんな違うと言っても過言ではありません。
それこそが、バイオリンという楽器の「物」としての大きな魅力の一つだと思います。

いつもと同じ顔ぶれの楽器も、出会う度にそれぞれに個性があって、興味が尽きないものです。

私自身の経験として、子ども時代〜学生時代まで、自分でバイオリンについてきちんと楽器の専門家から説明を受けて、しっかり納得した上で楽器を選んだことはありませんでした。
地方都市に住んでいるためにそういう機会に恵まれなかったということもあるのかもしれませんが、いつもその時の先生の決めた楽器以外に選択の余地も無かったのです。

それは、バイオリンという楽器を知れば知る程残念な事に思え、教室の生徒さんには、ご自分で楽器について学び、しっかり考えて楽器を選んで頂けるチャンスを持って欲しいと、教室で説明会を開いています。

はじめはわからない事だらけでも、臆せず、億劫がらずに何でも聞いてください、
悩んで悩んで、
いつか自分にピッタリと思えるバイオリンに出会えたら、それは幸せなこと。

一生の友達にもなれる楽器がバイオリンです。